山形市の浴槽死現場。完全消臭を可能にするテクニックとは？

父が浴槽で入浴しまま亡くなるなんて…
清掃するにも浴槽内に手をつけられない、どうしたらいいのだろう…

私の父は地方に1人で住んでいたのですが、ある日浴槽死してしまいました。

運悪くお酒を飲んだままお風呂に入りそのまま亡くなったのだと、警察の方から聞きました。

この浴槽は24時間の循環機能が取り付けてあり、亡くなった後もお湯が冷めることなく、温かいままの状態です。

清掃するにも時間が経ち、浴槽内に体液や歯などが浮いており手を入れることができず困っていました。

今後この家に住む予定はありませんが、臭いが残っており、放置しておくとご近所まで迷惑がかかるのではないかと考えていました。

インターネットで、特殊清掃業者を探しているとリスクベネフィット様を見つけました。

ホームページや口コミ評判、施工事例などを見ていると、特殊清掃に長けていることが判明。

また、定期的に施工例などを更新されているので安心です。

さっそく、リスクベネフィット様にお問い合わせをして、ご依頼しました。

快く、弊社にお任せくださいとおっしゃっていただいたので一安心できました。

なぜリスクベネフィット様は完全消臭が可能なのか

リスクベフィット様がなぜこんなにも完全消臭に自信を持っているのか疑問がありました。

そこで、スタッフさんに聞いたりホームページを読み返しました。

完全消臭の1番のコツは、丁寧な作業を根気よくやることだと私は理解しました。

もちろん、リスクベネフィット様が使用している独自の薬品も大事なのは分かります。

その薬品の効果を最大限発揮するためには、スタッフさんの丁寧で根気のある作業が必要不可欠です。

初期消毒をリスクベネフィット様独自の消毒液ＲＢ散水とオゾンの併用で行い、浴槽の洗浄に取り掛かられました。

浴槽内に残った体液と不純物をすくいながら漉す作業を浴槽内の水がなくなるまで繰り返すそうです。

これは特殊清掃業の業務の中でも１、２を争う位に厳しい作業だと教えていただきました。

漉していると、人間の歯や、軟骨など様々なものが出てくるので見ない方が良いと言われました。

この作業を丁寧に行なってくれるリスクベネフィット様だからこそ完全に消臭ができるのだと実感。

むやみに排水処理すると配管が詰まるばかりか、排水管内が汚染され臭気が治まらなくなく原因になるそうで、お湯をぬかなくて良かったと思いました。

循環機内の洗浄と殺菌では、リスクベネフィット様独自の浴槽死専用の【ポコ】という薬品を使うそうです。

こちらで臭気の成分や、雑菌の大元になる菌を除去しなければいけないようです。

この作業で約10時間程度かかるとおっしゃっており、長期戦なのだと痛感しました。

今回は再利用する事がないため、水質検査は省いてもらいました。

最後に排水口、換気扇共に封印作業を施していただき本来ならここで作業完了です。

しかし、最後にサービスで浴室、脱衣所、廊下は自社消臭液ダンボ散布後にオゾン燻蒸、殺菌消毒・消臭を行なっていただきました。

すべての作業が完了した後に、報告をいただき清掃が完了となりました。

今回は父が亡くなってしまった現場である浴槽を綺麗にしていただき、気持ちが楽になりました。

リスクベネフィット様、今回は本当にありがとうございました。